戦跡案内

大戦時、軍都であった館山には、当時の名残である戦跡が複数存在します。

赤山地下壕
館山市の指定史跡でもあるこの場所は、総延長約2㎞という広い地下壕となっております。数々ある館山の戦跡の中でも特に知名度の高い場所ですが、実は建設に関する資料がほとんど残っていないという、まだまだ謎の深い場所でもあります。戦闘指揮所や野戦病院のように使用されていたとも言われており、内部は現在250mほど公開されており、見学コースもあります。

掩体壕(えんたいごう)
掩体壕とは装備・物資・人員などを守るための施設ですが、館山にある掩体壕は戦闘機を敵機から隠し、守っていた場所です。後ろから見ると小山や小さな丘のようになっており、表から見ると戦闘機が納められていたのも頷けるほどの広さを持っています。

館山海軍砲術学校跡
横須賀海軍砲術学校の分校という位置にあるこの場所は、通称「館砲」と呼ばれ、そこでは1万5千人もの訓練生たちが日夜砲術訓練を行っていました。
砲術訓練のほかにも陸戦、対空、化学兵器に三科に分かれ訓練を行い、パラシュート訓練をするためのプールは今でも残っているそうです。


その他の施設や詳細は下記URLでご参照ください。

NPO法人 安房遺産フォーラム
http://bunka-isan.awa.jp/About/?iid=16


館山市役所―赤山地下壕の見学
https://www.city.tateyama.chiba.jp/syougaigaku/page001892.html